獅子踊・鹿踊(読み)ししおどり

精選版 日本国語大辞典 「獅子踊・鹿踊」の意味・読み・例文・類語

しし‐おどり ‥をどり【獅子踊・鹿踊】

〘名〙
獅子の頭をかぶって踊るものの総称。古来日本各地で一人または二人で演ぜられ、その種類は多く、伴奏楽器や時、所により異なる。
糸竹初心集(1664)中「鹿をどりのうた」
※雑俳・よざくら(1706)「浦中の人のあつまる獅子躍」
宮城・岩手両県に分布する民俗芸能の一つ。鹿の頭をかぶり、胸に太鼓、背に長い竿などをつけて踊る。
吉里吉里人(1981)〈井上ひさし一二獅子舞の笛と太鼓、鹿踊(シシオドリ)小太鼓

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