猛島神社(読み)たけしまじんじや

日本歴史地名大系 「猛島神社」の解説

猛島神社
たけしまじんじや

[現在地名]島原市宮の町

みやの町に鎮座。古くは森岳もりだけ大明神・鷹島たかしま大権現などと称され、島原領惣社として崇敬された。旧県社。祭神は五十猛命とその妹神の大屋津姫命・抓津姫命。相殿六柱、境内末社四柱。元和四年(一六一八)島原藩主の松倉重政が島原城(森岳城)築城に伴って森岳にあった森岳大明神を島原城下地先の海辺鷹島に移し、鷹島大権現と改称したという。寛永二年(一六二五)現在地に移転、森岳城鎮護の神社とされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android