デジタル大辞泉
「無印」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
む‐じるし【無印】
〘名〙
① しるしのついていないこと。
※
落語・
臆病源兵衛(1897)〈三代目柳家小さん〉「提燈を下げて、夫れで無印
(ムジルシ)の右の
葛籠(つづら)を
背負ひまして」
② (予想表などに何のしるしもないところから) 特に、競輪や競馬などの予想で、入賞する見込みがないとされる選手や馬。
③
金銭などをねだること。
遊郭などで、「
無心」を隠語化していったもの。
※
洒落本・郭中掃除雑編(1777)「たとへどんな無印があってからが何なりとまいらせたくはおもへども」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報