漿果(読み)ショウカ

デジタル大辞泉 「漿果」の意味・読み・例文・類語

しょう‐か〔シヤウクワ〕【×漿果】

液果えきか旧称

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精選版 日本国語大辞典 「漿果」の意味・読み・例文・類語

しょう‐か シャウクヮ【漿果】

〘名〙 果実分類の一つ。外果皮は薄く、中・内果皮水分が多い柔軟な組織からなる肉果となり、その中にやや堅い種皮のある種子を生じるものの総称。果実は熟しても裂開しない。トマト、ホオズキ、スグリブドウなど食用とするものが多く、日本ではキイチゴなどを含めることがある。狭義液果にあたる。〔植学訳筌(1874)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「漿果」の意味・わかりやすい解説

漿果
しょうか

液果」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の漿果の言及

【実】より

…アケビのように裂開するものもあるが,ふつうは裂開しない。内果皮が堅くならないものと堅くなるものがあり,前者を漿果(しようか)berry,後者を核果(石果)drupeとして分ける。漿果にはブドウ,レモン,メロン,バナナが,核果にはクワ,モモ,オリーブ,ココヤシがある。…

※「漿果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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