精選版 日本国語大辞典 「水分」の意味・読み・例文・類語
み‐くまり【水分】
〘名〙 (「水配り」の意)
② 貯水を調節すること。水を配分すること。
※長塚節歌集(1917)〈長塚節〉明治三四年「うらさびてさぶしき沼の、水配(ミクマ)りの水(み)の門(と)のへより」
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…こうした特徴は,中世・近世でも生き続けた。中世の伊賀と大和,近江と伊賀の国境紛争では,〈水分(みくまり)(分水嶺)〉が国境として主張されている。 それに対して,私的所有や社会的分業,そして国家の発展とともに,きわめて人為的な境も,政治的・軍事的・社会的な要請によって出現していた。…
※「水分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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