狭義(読み)きょうぎ

精選版 日本国語大辞典 「狭義」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぎ ケフ‥【狭義】

〘名〙 一つの言葉がいろいろの意味を持つ時、そのさす範囲の狭い方の意味。⇔広義
※それから(1909)〈夏目漱石〉一一「舞台に於ける芸術の意味を、役者の手腕に就てのみ用ひべきものと狭義(ケフギ)に解釈してゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「狭義」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぎ〔ケフ‐〕【狭義】

ある語が示す意味の範囲に幅があるとき、狭く限定したほうの意味。⇔広義
[類語]意味意義意味合いニュアンス語感本義広義概念いいこころ語意語義字義文意含意含み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「狭義」の読み・字形・画数・意味

【狭義】きようぎ

広義に対して、厳密な意味で規定する。

字通「狭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

特別抗告

(1) 民事訴訟法上,通常の不服申立が認められていない決定,または命令に対して直接最高裁判所に提起する抗告。この制度は,最高裁判所の違憲審査権を保障しようとするものであるため,原裁判に憲法解釈上の誤り...

特別抗告の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android