満行院(読み)まんぎよういん

日本歴史地名大系 「満行院」の解説

満行院
まんぎよういん

[現在地名]弘前市新寺町

新寺しんてら町寺院街にあり、本行ほんぎよう寺もと境内北側、受源じゆげん院の東に位置。日蓮宗本尊は開運北辰妙見菩薩。開山は日透という。もと本行寺塔頭。

重宝錦嚢(受源院蔵)によれば、慶安二年(一六四九)勧行坊日充によって創建され、高さ八尺の五輪の石塔彫刻を本尊とするとある。正徳元年(一七一一)の寺社領分限帳(市立弘前図書館蔵)には本行寺末庵とあり、「津軽一統志」は本行寺塔頭とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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