デジタル大辞泉 「湯の花」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐の‐はな【湯の花/湯の華】 1 鉱泉や温泉の噴き出し口や流路に生じる沈殿物や付着物。硫黄いおう泉の硫黄、石灰泉の石灰華、珪酸泉の珪華など。ゆばな。温泉華。スケール。2 「湯垢ゆあか1」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「湯の花」の意味・読み・例文・類語 ゆ【湯】 の 花(はな) ① 温泉の成分の一部が沈殿して取り出されたもの。温泉が地表にわき出し、温度や圧力の低下、蒸発、周囲の岩石や動植物の作用などによって溶けていた成分の一部が沈殿したまったもの。硫黄華、石灰華、珪華など。温泉華。ゆばな。※雑俳・柳多留‐初(1765)「岡場所は湯の花くさい禿が出」② =ゆばな(湯花)②※咄本・鹿野武左衛門口伝はなし(1683)上「正月十五日に、浅草第六天にて、湯の花をあげければ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報