清水谷公考(読み)しみずだに きんなる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水谷公考」の解説

清水谷公考 しみずだに-きんなる

1845-1882 幕末-明治時代公家,華族
弘化(こうか)2年9月6日生まれ。慶応4年箱館(はこだて)裁判所総督,ついで箱館府知事となる。同年秋,榎本武揚(えのもと-たけあき)ひきいる旧幕軍の来襲青森避難。のち反撃する政府軍を指揮して箱館を奪回し,戦後処理にあたる。一時,開拓使次官をつとめた。明治15年12月31日死去。38歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android