ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「淡島様」の意味・わかりやすい解説
淡島様
あわしまさま
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…淡島様という神は婦人病に効験があるとされ,少彦名(すくなびこな)命をまつる加太(かだ)神社(和歌山市)を淡島明神と称し各地に勧請してまつるという。一説に淡島様は住吉明神の妻神であったが帯下(たいげ)の病にかかり,熊野の淡島に流され,女の守り神になったともいう。…
…このことから結婚の仲だちをする人のことを縁結びの神ということがある。その他村のはずれ,辻などにある道祖神(サエノカミ)や,淡島(あわしま)様も縁結びの神といわれて,願かけがされ,仲人をサエノカミとよぶ地域もある。 また良縁を祈って願をかける縁結びの木もある。…
※「淡島様」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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