精選版 日本国語大辞典 「花柳界」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
遊廓(ゆうかく)または三業地とそこに生活する人々の社会をいう。中国で遊廓を花街(かがい)、遊女屋を花柳苑(えん)などと称したものの移入語。花柳を二つに分けて花街、柳巷(りゅうこう)ともいい、近世末期には公娼(こうしょう)の遊廓を花街、私娼街を柳巷と区別したともいうが、明確に使い分けられてはいない。花街、柳巷ともに、さと、色町の別名として寛政(かんせい)(1789~1801)ごろから用いられた。花柳界の名称は明治以後に急増し、そのころ進出した芸者を媒介とする遊所をおもに花柳界といった。花柳小説の多くも芸者社会を描写している。1945年(昭和20)以後はバーやキャバレーを含む歓楽街をさすことがある。なお、「はなまち」は花街を訓読みにした誤用である。
[原島陽一]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新