浜村蔵六(5代)(読み)はまむら ぞうろく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浜村蔵六(5代)」の解説

浜村蔵六(5代) はまむら-ぞうろく

1866-1909 明治時代の篆刻(てんこく)家。
慶応2年生まれ。東京にでて,はじめ金子蓑香(さこう)にまなぶ。のち4代蔵六の養嗣子となり,5代をつぐ。中国の呉昌碩とまじわり,作風がおおきくかわった。明治42年11月25日死去。44歳。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)(青森県)出身本姓三谷。名は裕。字(あざな)は有孚(ゆうふ)。通称は立平。号は無咎(むきゅう),雕虫窟(ちょうちゅうくつ)主人。著作に「蔵六居印藪」「結金石縁」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android