流題目(読み)ながれだいもく

精選版 日本国語大辞典 「流題目」の意味・読み・例文・類語

ながれ‐だいもく【流題目】

〘名〙 (日蓮上人佐渡配流のとき、海上妙法蓮華経題目を書いたという伝説から) 水面南無妙法蓮華経文字が現われること。転じて、仏像などが水に浮かんで流れることにもいう。
狂歌吾吟我集(1649)二「妙法の蓮花ちりうく池見れば心の水のなかれだいもく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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