津山ねり天神(読み)つやまねりてんじん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「津山ねり天神」の解説

津山ねり天神[人形・玩具]
つやまねりてんじん

中国地方岡山県の地域ブランド。
津山市で製作されている。岡山県北部の美作地方では、昔から天神様学問神様として崇拝する土地柄であった。菅原道真の父が国司を務めたためともいわれるが定かではない。旧暦3月3日には、賢い子に育つように願って天神様をまつる男子雛祭り風習がある。粘土和紙繊維を練りこみ、乾燥後に彩色して仕上げられる。岡山県郷土伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「津山ねり天神」の解説

津山ねり天神

岡山県津山市で生産される人形同地は旧暦3月3日に、天神様をまつる男子の雛祭りの風習がある。岡山県指定郷土伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android