沢村訥子(8代)(読み)さわむら とっし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢村訥子(8代)」の解説

沢村訥子(8代) さわむら-とっし

1887-1963 明治-昭和時代の歌舞伎役者
明治20年11月6日生まれ。初代助高屋(すけたかや)小伝次の門弟となり,東京浅草座で初舞台。のち沢村大助から伝次郎と改名。師小伝次の死後,7代沢村訥子に師事,明治44年帝国劇場の専属となった。昭和2年7代訥子の娘婿となり,8代を襲名戦後は,関西で老役(ふけやく)などを演じた。昭和38年3月28日死去。75歳。東京出身。本名は鈴木大吉。俳名は訥子。屋号紀伊国屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android