池田独美(読み)いけだ どくび

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田独美」の解説

池田独美 いけだ-どくび

1735-1816 江戸時代中期-後期の医師。
享保(きょうほう)20年5月22日生まれ。曾祖父の池田正直以来家学とする痘科学をまなぶ。安芸(あき)(広島県)厳島(いつくしま)での痘病治療で名をあげ,大坂,京都で開業する。寛政9年幕府の医官となり,翌年医学館教授。文化13年9月6日死去。82歳。周防(すおう)(山口県)出身。字(あざな)は善卿。通称瑞仙(ずいせん)(初代)。号は錦橋(きんきょう)。著作に「痘科弁要」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android