母子福祉資金(読み)ぼしふくししきん

百科事典マイペディア 「母子福祉資金」の意味・わかりやすい解説

母子福祉資金【ぼしふくししきん】

母子及び寡婦福祉法福祉措置として母子家庭母と子および母子福祉団体に対して,その経済的自立助成,生活意欲の助長児童福祉増進を図るための貸付け資金。資金の種類は使途目的によって13種類ある。寡婦に対しても同様な資金がある。

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世界大百科事典(旧版)内の母子福祉資金の言及

【母子福祉・寡婦福祉】より

…このような観点から,現行の施策は,基本法的立法である〈母子及び寡婦福祉法〉が中心となり,関連施策との有機的連携を保ちながら推進されている(1964年制定された〈母子福祉法〉は81年6月の法改正によって〈母子及び寡婦福祉法〉と改められた)。 福祉の具体的措置としては,母子福祉資金の貸付けなどの経済的自立対策,母子相談員などによる母子家庭相談,母子福祉センターを中心とした生活指導や生業指導,さらに職場の開拓や住宅の確保などがある。とくに,母子福祉資金の貸付制度は母子福祉対策のなかで最も重要な地位を占めている。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」