母子(読み)ボシ

デジタル大辞泉 「母子」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐し【母子】

母と子。「母子ともに健康」
[補説]作品名別項。→母子
[類語]親子父子

ぼし【母子】[作品名]

女流日本画家、上村松園後期代表作。昭和9年(1934)第15回帝国美術院展覧会に出品され、政府買上げとなった母子像。国指定重要文化財。

はは‐こ【母子】

母親とその子。
母子草」の略。

ほう‐こ〔はう‐〕【母子】

ハハコグサ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「母子」の意味・読み・例文・類語

はは‐こ【母子】

〘名〙 (「はわこ」の時代も)
① 母親とその子ども
史記抄(1477)七「いかなる母子とも云へ皆焼て失せうぞ」
幼児の枕もとに置くお守り人形。天児(あまがつ)御伽這子(おとぎぼうこ)這子(ほうこ)。はいはい人形。
③ 「ははこぐさ(母子草)」の略。《季・春》
文徳実録‐嘉祥三年(850)五月壬午「三日不餻、以母子也」 〔俳諧・毛吹草(1638)〕

ぼ‐し【母子】

〘名〙
① 母と子。母児。
発心集(1216頃か)六「母子(ボシ)三人賢者遁衆罪事」 〔春秋左伝‐隠公元年〕
元金利子元利

ほう‐こ はう‥【母子】

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普及版 字通 「母子」の読み・字形・画数・意味

【母子】ぼし

おや子。

字通「母」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「母子」の解説

母子 (ホウコ)

植物。キク科の越年草,薬用植物。ハハコグサの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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