正日（読み）ショウニチ

デジタル大辞泉

しょう‐にち〔シヤウ‐〕【正日】

《「正忌日しょうきにち」の略》
１ 死後49日目の日。四十九日。なななぬか。
「御法事など過ぎぬれど、―まではなほ籠こもりおはす」〈源・葵〉
２ 一周忌の当日。
「九日は御―にて、御覧ずるもいとあはれなり」〈栄花・浅緑〉

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しょう‐にち シャウ‥【正日】

〘名〙 (正忌日の略) 仏語。

① 人の死後、喪にはいって、四九日目の日。

※源氏（1001‐14頃）葵「御法事など過ぎぬれど、正日までは猶こもりおはす」

② 一周忌の当日。

※栄花（1028‐92頃）浅緑「九日は御正日にて、御覧ずるもいとあはれなり」

③ 毎年の命日。

※源氏（1001‐14頃）幻「御正日には、かみしもの人々みないもゐして」

しょう‐じつ シャウ‥【正日】

〘名〙 ⇒しょうにち（正日）

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【正日】せいじつ

元旦。

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出典　平凡社「普及版 字通」