楽所始(読み)がくしょはじめ

精選版 日本国語大辞典 「楽所始」の意味・読み・例文・類語

がくしょ‐はじめ【楽所始】

〘名〙 新年または特定行事の時、楽所を開いて音楽調習を始めること。また、その儀式
※中右記‐元永元年(1118)一〇月二三日「有楽所始云々、頭中将宗輔、蔵人顕憲被別当、秉燭之後、人々着楽所
増鏡(1368‐76頃)八「楽所はじめの儀式は、内裏にてぞありける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android