森井村(読み)もりいむら

日本歴史地名大系 「森井村」の解説

森井村
もりいむら

[現在地名]出石町森井

尾崎おざき村の西、国府こくふ道南側の山麓丘陵地に位置する。古くは森村と称した。また森居とも書いた(宝永三年出石藩所替書類など)。寛永一七年(一六四〇)検地帳(森井区有文書)には「森村」とみえ、高一四五石余。正保(一六四四―四八)頃成立の国絵図には森井とみえる。出石封内明細帳によると拝領高一三〇石余・改出高一五石余、これらの内訳は屋敷二石余・麻畑二石余・田方一一五石余・畑方二四石余、ほかに古新発高一石余・新発高四斗余、家数一八・人数六九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android