梁 楷(読み)りょうかい

旺文社世界史事典 三訂版 「梁 楷」の解説

梁 楷
りょうかい

生没年不詳
南宋画家
画院の画家となり,綿密な描写の精筆体に秀でる一方,筆数を減じた減筆体を生み出し,山水画,道教・仏教の人物画に秀れた。けわしい表現を通して自然の真相迫り牧谿 (もつけい) とともに日本水墨画影響を与えた。

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