案じ入る(読み)あんじいる

精選版 日本国語大辞典 「案じ入る」の意味・読み・例文・類語

あんじ‐い・る【案入】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 深く考え込む。心配する。
    1. [初出の実例]「世上を安し入て酒をのますんは」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 案内して部屋などに入れる。導き入れる。
    1. [初出の実例]「六月十日の暑き日も、わすれて一間に案じ入る」(出典:人情本・英対暖語(1838)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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