柴原和(読み)しばはら やわら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴原和」の解説

柴原和 しばはら-やわら

1832-1905 幕末-明治時代の武士,官僚
天保(てんぽう)3年2月7日生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)竜野(たつの)藩士。藩の文武稽古所学館寮の助教をつとめる。維新後,甲府県・岩鼻県大参事などをへて千葉県令となり,わが国初の県会を発足させた。のち元老院議官,山形・香川両県知事を歴任貴族院議員。明治38年11月29日死去。74歳。字(あざな)は士節。通称宗吉,順治。号は靖廬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android