枉法（読み）オウホウ

デジタル大辞泉

おう‐ほう〔ワウハフ〕【^×枉法】

私意によって法をまげて解釈・適用すること。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

おう‐ほう ワウハフ【枉法】

〘名〙

① 法をまげること。私意に法をまげて適用すること。

※本朝続文粋（1142‐55頃）一・初冬述懐〈藤原敦光〉「枉法棄_二廉恥_一、和讒_二諂諛_一」 〔管子‐任法〕

② 「おうほうぞう（枉法贓）」の略。

※律（718）職制「凡有_レ事先不_レ許_レ財。事過之後而受_レ財者。事若枉・准_二枉法_一論」

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【枉法】おうほう（わうはふ）

法をまげる。〔商君書、定分〕天下の民、賢良辯りと雖も、一言を開きて、以て法を枉ぐること能はず。

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出典　平凡社「普及版 字通」