本朝続文粋(読み)ほんちょうぞくもんずい

精選版 日本国語大辞典 「本朝続文粋」の意味・読み・例文・類語

ほんちょうぞくもんずい ホンテウ‥【本朝続文粋】

平安末期の漢詩文集。一三巻。編者藤原季綱というが、後人の手も加わっている。成立は保延六年(一一四〇)以降、近衛天皇時代(一一四一‐五五)か。「本朝文粋」の続編にあたるもの。藤原敦光大江匡房藤原明衡など後一条天皇時代以降(一〇一六‐)の作品、文章二二八編、詩四首から成る。続本朝文粋

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「本朝続文粋」の意味・読み・例文・類語

ほんちょうぞくもんずい〔ホンテウゾクモンズイ〕【本朝続文粋】

平安末期の漢詩文集。13巻。編者未詳。保延6年(1140)以後成立。「本朝文粋」に倣い、そのあとを受けて後一条天皇から崇徳天皇に至る約120年間の漢詩文約230編を集録。続本朝文粋。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android