杵屋勘五郎(1世)(読み)きねやかんごろう[いっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「杵屋勘五郎(1世)」の意味・わかりやすい解説

杵屋勘五郎(1世)
きねやかんごろう[いっせい]

[生]天正2(1574)?
[没]寛永20(1643)?
長唄三味線方の家元猿若勘三郎 (中村座の祖) の弟で,元和年間 (1615~24) ,兄とともに江戸に下り狂言ワキをつとめ,小歌が上手で,歌いながら舞ったと「杵屋系図」に記されているが,疑問の点が多い。

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