東松山[市](読み)ひがしまつやま

百科事典マイペディア 「東松山[市]」の意味・わかりやすい解説

東松山[市]【ひがしまつやま】

埼玉県中央部の市。1954年市制。比企丘陵の一部と台地からなり,槻(つき)川,市ノ川が南東流する。近世脇往還宿場町,市場町として発達。東武東上線,関越自動車道が通じる。1939年に自動車部品の工場が進出してから工業化が進み工業団地もできて,自動車部品工業が市の製造品出荷額の約5割(2003)を占めている。高坂ニュータウンの造成など住宅地化が著しく,1990年から人口が増加している。県立こども動物自然公園や,五領(ごりょう)遺跡をはじめ遺跡,古墳が多く,吉見の百穴も近い。65.35km2。9万99人(2010)。
→関連項目大里[町]松山(埼玉)

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