来年(読み)こんとし

精選版 日本国語大辞典 「来年」の意味・読み・例文・類語

こ‐ん‐とし【来年】

連語〙 (「ん」は推量助動詞。「む」とも表記) 今年の次に来る年。らいねん。明年翌年
書紀(720)持統六年潤五月丁未(北野本南北朝期訓)「来年(コントシ)より当に其代(しろ)に折(へ)ぐべし」

らい‐ねん【来年】

〘名〙 今年の次に来るべき年。明年。またの年。来(こ)ん年(とし)
※宇津保(970‐999頃)楼上上「らいねんはななつになり給ふ」 〔孟子‐滕文公下〕

くる【来】 年(とし)

新しく訪れて来ようとする年。明年。
※車屋本謡曲・箙(1478頃)「くるとしのやの生田川、ながれてはやき月日かな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「来年」の意味・読み・例文・類語

らい‐ねん【来年】

今年の次の年。明年。来歳
[類語]明年翌年明くる年

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