精選版 日本国語大辞典 「木徳」の意味・読み・例文・類語
ぼく‐とく【木徳】
もく‐とく【木徳】
〘名〙 五行説で五徳の一つ。はじめ中国古代の王朝に配してその命運を決定するものとして用いられたが、その後人事自然その他の諸事象のそれぞれを五分してその一つに対応させ、また、その異称として用いることが行なわれ、季節では春、方角では東、色では青を表わす。ぼくとく。
※神皇正統記(1339‐43)上「次に木徳の神を泥土瓊尊・沙土瓊尊と云」
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