普及版 字通 「曙(漢字)」の読み・字形・画数・意味
曙
人名用漢字 17画
(旧字)
18画
[字訓] あけぼの
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(署)(しよ)。〔説文新附〕七上に「曉なり」、〔玉〕に「東方くるなり」とあり、声。〔管子、形勢〕に「戒」の語があり、また〔淮南子、天文訓〕に「日は~谷の浦に(あ)く」という動詞の用法がある。
[訓義]
1. あけぼの、よあけ、あかつき。
2. あける、夜があける。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アカツキ・アキラカ・アケヌ・アサボラケ・ヒル
[語系]
〔説文〕七上にtaがあり、「且(まさ)にけんとするなり」(段注本)とあり、睹ta(みる)と同声。zjiaはその系統の語で、赭tjyaと声近く、赤くみえそめる意の語であろう。
[熟語]
曙烏▶・曙雲▶・曙影▶・曙煙▶・曙鶯▶・曙霞▶・曙暉▶・曙曦▶・曙景▶・曙鼓▶・曙光▶・曙日▶・曙鐘▶・曙色▶・曙星▶・曙雪▶・曙天▶・曙灯▶・曙風▶
[下接語]
煙曙・昏曙・残曙・初曙・清曙
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報