日の下(読み)ヒノシタ

デジタル大辞泉 「日の下」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐した【日の下】

天下世界。あめのした。
「あら愚かや忠信は、―において隠れましまさず」〈謡・摂待

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日の下」の意味・読み・例文・類語

ひ【日】 の 下(した)

太陽もと。あめのした。天下。世界。
源平盛衰記(14C前)三九「日の下(シタ)に住し給ふ諸の神の、憎まれを蒙らん」
文書などの日付を書き入れた下の部分
※宗五大草紙(1528)書札之事「両判のとき、表巻には等輩の時は、右筆人位高く共、日の下に名をかくべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android