日本大百科全書(ニッポニカ) 「新里(岩手県)」の意味・わかりやすい解説 新里(岩手県)にいさと 岩手県中東部、下閉伊郡(しもへいぐん)にあった旧村名(新里村(むら))。現在は宮古(みやこ)市の西部を占める地域。1955年(昭和30)茂市(もいち)、刈屋(かりや)の2村が合併して成立。2005年(平成17)宮古市に合併。北上(きたかみ)高地の中央部にあり、東流する閉伊川沿いにJR山田線、国道106号、南東流して閉伊川に合流する刈屋川に沿って国道340号が走り、流域に集落が点在する。南部桐(なんぶきり)の産地として知られ、日本短角牛の放牧飼育が盛ん。河川はヤマメ、アユの宝庫。[川本忠平][参照項目] | 宮古(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例