デジタル大辞泉
「文林」の意味・読み・例文・類語
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ぶん‐りん【文林】
〘名〙
※本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦艾人〈
藤原敦基〉「従
レ遇
二麦秋
一多
二景物
一、文林誰不
レ展
二花筵
一」 〔後
漢書‐崔駰伝論〕
② 詩歌や文章を集めたもの。詩文集。文苑。
※本朝文粋(1060頃)九・遠念賢士風詩序〈菅原文時〉「栖二心文林一。呼二孔翠一而逐二燕雀一」 〔林下偶談‐欧公文林〕
③ (唐の
高宗のとき、見事な
林檎を献上した王方言を文林郎の官に任じたという「洽聞記」に見える故事から) 植物「
りんご(林檎)」の
異名。
※
御伽草子・
酒茶論(古典文庫所収)(室町末)「せとの丸つぼぶんりん、井づつのちゃわんまろが竹」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「文林」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報