握込(読み)にぎりこむ

精選版 日本国語大辞典 「握込」の意味・読み・例文・類語

にぎり‐こ・む【握込】

[1] 〘他マ五(四)〙 握って掌中に取り込む。また、つかんで容器などに詰め入れる。
葉隠(1716頃)一一「手の大指手の内に握り込て、臥べし」
[2] 〘他マ下二〙 ⇒にぎりこめる(握込)

にぎり‐こ・める【握込】

〘他マ下一〙 にぎりこ・む 〘他マ下二〙 握って、掌の中に入れる。握って閉じ込める。にぎりこむ。
※蟇口の話(1930)〈岡田三郎〉「わたしは、口金をしめられると同時に、青年の掌の中にぐっと握(ニギ)りこめられました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android