精選版 日本国語大辞典 「捨台詞」の意味・読み・例文・類語
すて‐ぜりふ【捨台詞】
〘名〙
※歌舞伎・助六由縁江戸桜(1761)「後より朝顔千平〈略〉皆々の中へ割ってはひる。皆々捨ゼリフのうち」
※洒落本・面和倶噺(1806)一「『それもよかろう』トそれよりみなみなひとつふたつすてぜりふありて帰り床おさまる」
③ 別れぎわに、相手をおどしたり、さげすんだりする気持でいう、悪意のあることば。
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