才ノ木遺跡(読み)さいのきいせき

日本歴史地名大系 「才ノ木遺跡」の解説

才ノ木遺跡
さいのきいせき

[現在地名]関宮町小路頃

八木やぎ川とその支流安井やすい川の合流点付近、二つの川に挟まれた舌状尾根の標高三一七メートルの鞍部にある。縄文時代中期末と後期の福田KII式を中心とする集落遺跡で、この地点には小路頃おじころの鎮守社稲荷神社があり、神社境内一帯が遺跡地である。付近には二〇〇メートル東に出合赤道であいあかみち遺跡(早期・前期)、南側の山頂すぎさわ遺跡(早期―後期)などの縄文時代の遺跡がある。昭和四五年(一九七〇)に発見され、同四九年に小発掘が行われた。

発見された遺構は中津式に属する竪穴住居跡一棟、福田KII式の土壙一基。竪穴住居跡の平面は楕円状を示し、長軸を北西―南東方向に置き、五×四メートルの規模を有する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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