慧眼(読み)けいがん

精選版 日本国語大辞典 「慧眼」の意味・読み・例文・類語

けい‐がん【慧眼】

〘名〙 さとい眼力。鋭い活眼力。物事本質を鋭く見抜く洞察力炯眼
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「慧眼を以て善く物を観察する人は、此微にして緊要ならざるが如き目前の物をして」

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デジタル大辞泉 「慧眼」の意味・読み・例文・類語

けい‐がん【×慧眼】

物事の本質を鋭く見抜く力。炯眼けいがん。「慧眼の士」→慧眼えげん
[類語]眼識目利き洞察先見明察識見見識炯眼けいがん活眼眼力眼光心眼達眼審美眼目が高い目が利く目が肥える鑑識眼

え‐げん〔ヱ‐〕【×慧眼】

仏語五眼ごげんの一。二乗にじょうの人がもつ、一切の事物を空であると見通す智慧ちえの目。

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普及版 字通 「慧眼」の読み・字形・画数・意味

【慧眼】けいがん

眼識。

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