怖畏(読み)フイ

デジタル大辞泉 「怖畏」の意味・読み・例文・類語

ふ‐い〔‐ヰ〕【怖畏】

おそれること。おそれ。畏怖
理解の及ばぬことに対する―」〈露伴・魔法修行者〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怖畏」の意味・読み・例文・類語

ふ‐い ‥ヰ【怖畏】

〘名〙 こわがってびくびくすること。畏怖。
※勝鬘経義疏(611)序「師子吼者、自宣大理怖畏
太平記(14C後)二四「此の鬼神怖畏(フイ)して忽に逃去ぬ」 〔後漢書‐度尚伝〕

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普及版 字通 「怖畏」の読み・字形・画数・意味

【怖畏】ふい(ゐ)

心におそれる。〔顔氏家訓帰心(も)し天眼らば、其の念念隨つて滅し、生生不斷なるを鑒(み)ん。豈に怖畏せざるべけんや。

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