念称寺(読み)ねんしようじ

日本歴史地名大系 「念称寺」の解説

念称寺
ねんしようじ

[現在地名]甲良町下之郷

九法山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。もと天台宗で、明応年間(一四九二―一五〇一)行心が改宗、中興したと伝える。貞享二年(一六八五)寺号が許された。明治八年(一八七五)下之郷しものごう村全焼の際に当寺も類焼、同一三年安土観音正あづちかんのんしよう(現滋賀県安土町)改築に伴いその本堂を移築した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android