精選版 日本国語大辞典 「心当」の意味・読み・例文・類語
こころ‐あて【心当】
〘名〙
② 心掛け。心がまえ。
※御伽草子・秋の夜の長物語(南北朝)「偽のある世とだにも被思食(おぼしめされ)ぬ程のはかなき御心あてにて候へば」
③ (━する) 心のたよりとすること。心づもり。心だのみ。
※天草本平家(1592)序「コレラノ ギニ ツイテ サダメヲカルル ハットノ cocoroateni(ココロアテニ) ヲウジテ センサク シタル ゴトク」
こころ‐あたり【心当】
〘名〙 思い当たるふし。それと心につける見当。見込み。存じ寄り。
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