デジタル大辞泉
「御託宣」の意味・読み・例文・類語
ご‐たくせん【御託宣】
1 「託宣」を敬っていう語。神のお告げ。ありがたい仰せ。「権現様の御託宣」
2 人の下した判断や命令を、冷やかしの気持ちを込めていう語。「会長の御託宣とあらば従わざるをえない」
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ご‐たくせん【御託宣】
① 神などのお告げ。転じて、ありがたい仰せ。
※
今昔(1120頃か)
一二「然れば公も此の
御託宣に依て、
諸国に放生の
(れう)を充て、其の
御願を助け奉らせ給ふ」
② 自分勝手なことをえらそうに言うこと。また、もったいぶってくどくどと言いたてること。御託。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報