精選版 日本国語大辞典 「御・美・深」の意味・読み・例文・類語
み【御・美・深】
〘接頭〙
① 名詞の上に付いて、それが神仏、天皇、貴人など尊敬すべき人に属するものであることを示し、敬意を添える。「みけ(御食)」「みあかし(御明)」「みかき(御垣)」「みこ(御子)」「みいくさ(御軍)」「みぐし(御髪)」「みもと(御許)」「みまし(御座)」など。
※枕(10C終)九四「上の御つぼねのみ簾の前にて」
② (「美」「深」とも) 名詞、または地名に付けて、美称として用いる。「み空」「み山」「み雪」「み籠」「み吉野」など。
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