精選版 日本国語大辞典 「上代」の意味・読み・例文・類語
じょう‐だい ジャウ‥【上代】
〘名〙
② 日本史、特に文学史での時代区分の一つ。主として奈良時代を中心とし、それ以前の飛鳥時代をも含めていう場合が多い。
③ 古き良き時代の風であること。王朝風であること。転じて、鷹揚(おうよう)であること。
④ 「じょうだいぶんがく(上代文学)」の略。
しょう‐だい シャウ‥【上代】
〘名〙 上卿(しょうけい)の代理。弁官などがつとめる。
※小右記‐天元五年(984)四月二三日「上達部有二参入一、仍以右中弁為二上代一被レ行云々」
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