従千住花街眺望ノ不二(読み)センジュハナマチヨリチョウボウノフジ

デジタル大辞泉 「従千住花街眺望ノ不二」の意味・読み・例文・類語

せんじゅはなまちよりちょうぼうのふじ〔センヂユはなまちよりテウバウのフジ〕【従千住花街眺望ノ不二】

葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。日光奥州街道の最初宿場町として栄えた千住付近から眺めた富士山を描く。手前には大名行列遠方には新吉原花街が見える。→裏富士

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android