精選版 日本国語大辞典 「後詰」の意味・読み・例文・類語
うしろ‐づめ【後詰】
ご‐づめ【後詰】
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…〈ごづめ〉とも読む。用兵に関する術語として戦記物語に頻出する。救援のため後方に控える予備部隊または援兵およびその救援行動をさす場合が最も多い。安土桃山時代の用語を採録する《日葡辞書》では同義語として〈うしろまき〉を掲げ敵を背後から包囲すること,または攻めることと解釈している。1584年(天正12)9月,前田利家が能登末森城を救援し,優勢な佐々成政の軍を撃破した戦闘などは成功した事例として名高い。【岩沢 愿彦】…
※「後詰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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