彌栄(読み)いやさかわえ

精選版 日本国語大辞典 「彌栄」の意味・読み・例文・類語

いや‐さかわえ ‥さかはえ【彌栄】

〘形動〙 (動詞「さかわゆ(栄)」の連用形副詞「いや」が付いて一語化したもの) いよいよ栄えに栄えて。一段とさかり栄えて。
万葉(8C後)一八・四一一一「み雪降る 冬に至れば 霜置けども その葉も枯れず 常磐なす 伊夜佐加波延(イヤサカハエ)に」

いや‐さか【彌栄】

(「いや」は副詞)
[1] 〘名〙 (形動) いよいよ栄えること。ますます栄えるさま。
[2] 〘感動繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。

や‐さか【彌栄】

〘名〙 (形動) いよいよ栄えること。また、そのさま。いやさか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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