弱震(読み)ジャクシン

デジタル大辞泉 「弱震」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐しん【弱震】

地震の強さの旧階級。家が揺れ、戸や障子ががたがたし、つるした電灯や容器内の水面の動くのがわかる程度とされ、震度3にあたった。→震度
[類語]地震地動ちどう余震揺り返し無感地震有感地震大地震だいじしん大地震おおじしん大震震災震央震源震源地震度微震軽震中震強震烈震激震

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弱震」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐しん【弱震】

〘名〙 震度を表わす気象庁旧震度階の第三階級。家屋が揺れ戸障子がガタガタと鳴動し、電灯などのつり下げた物は相当揺れて、器内の水面の動くのがわかる程度。
天災国防(1934)〈寺田寅彦〉「彼等小屋にとっては弱震も烈震も効果に於て大した相違はないであらうし」

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