強震(読み)キョウシン

デジタル大辞泉 「強震」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しん〔キヤウ‐〕【強震】

強い地震
地震の強さの旧階級。壁に割れ目ができ、墓石が倒れ、煙突が壊れるほど強いものとされ、震度5にあたった。→震度
[類語]地震地動ちどう余震揺り返し無感地震有感地震大地震だいじしん大地震おおじしん大震震災震央震源震源地震度微震軽震弱震中震烈震激震

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「強震」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しん キャウ‥【強震】

〘名〙
① 強い地震。激しい地震。
※おとづれ(1897)〈国木田独歩〉上「げに稀なる強震(キャウシン)なり」
② 地震の強さを表わす段階の一つ。気象庁の旧震度階では震度五にあたり、家屋の壁に割目が入り、墓石、石灯籠などが倒れ、れんが積み、煙突、石垣土蔵などが破損する程度のものをいう。〔地震学講話(1907)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android