平川坦翁(読み)ひらかわ たんおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平川坦翁」の解説

平川坦翁 ひらかわ-たんおう

1815-1883 幕末-明治時代の儒者
文化12年生まれ。肥後熊本藩士。横井小楠,長瀬真幸(まさき),林桜園にまなぶ。天保(てんぽう)11年(1840)藩校時習館居寮生員にえらばれ,洋学の必要性を主張。のち同校訓導。明治3年藩主細川護久の侍講となった。明治16年死去。69歳。本姓田中。名は清古。通称は駿太。著作に「海防策」「周礼考」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android